OBS操作編

【現在、このページは下書き段階です、あとで清書します。】


【OBS使用編】

・画面を取り込む

BrowserSorce・・・ホームページのURLを入力して、ページを表示する
VLCビデオソース・・・プレイリストの再生ができる(※要VLC media player)
ウィンドウキャプチャ・・・ウィンドウ画面の映像・音を取り込む
ゲームキャプチャ・・・主にフルスクリーンのゲームを取り込むのに使う
シーン・・・シーンの切り替え
テキスト(GDI+)・・・字幕を表示
メディアソース・・・動画ファイルや音楽ファイルを取り込む
映像キャプチャデバイス・・・キャプチャーボード、WEBカメラ、アマレコTV、SCFF等の映像・音を取り込む
画像・・・画像を取り込む
画像スライドショー・・・複数の画像をスライドショー表示させる
画面キャプチャ・・・デスクトップ画面を取り込むときに使う(使いづらいのでSCFF等を使うのをオススメ)
色ソース・・・単色の色を表示させる
音声入力キャプチャ・・・マイクの音、キャプボの音、ウェブカメの音等の”音のみ”を取り込むときに使う
音声出力キャプチャ・・・音声を出力するデバイスを追加


たくさんありますが、主に配信で使うものは[ウィンドウキャプチャ]です。
とりあえずこれだけ押さえてれば大丈夫です!

※オーバーレイ表示(Livemateのレス字幕表示、字幕ソフト)は、Win10だと[ウィンドウキャプチャ]で取り込むことができません、
Win7の場合は[設定]→[映像]→[Aeroを無効にする]にチェックを入れると取り込めるようになります。
ただし、画面の上に別の画面が重なるとその画面も取り込んでしまいます。

[ウィンドウキャプチャ]以外のやり方で、[映像キャプチャデバイス]からアマレコTV、SCFFを使って取り込む方法があります。
[映像キャプチャデバイス]でアマレコTV、SCFFを使って取り込む方法は後で解説します。


[ゲームキャプチャ]というものもありますが、そちらは主に[フルスクリーンのゲームを取り込む]ときに使います。
[ウィンドウキャプチャ]ですが、WEBブラウザの取り込みはFirefox以外だとほぼ真っ暗な画面になります。
なので、WEBブラウザを取り込みするときはFirefoxでやるか、GoogleChromeの設定を変更して取り込めるようにする必要があります。

[GoogleChromeをウィンドウキャプチャする方法]
GoogleChromeを開いて、検索ボックスに「ハードウェア」と入力。
[ハードウェア アクセラレーションが使用可能な場合は使用する]という項目が表示されますので、チェックを外す。
終わったらChromeを再起動。



[ウィンドウキャプチャ]の使い方

1.画面を取り込みたいゲーム(や、ソフト)を起動します。(最小化していると取り込みリストに出てこないので注意)

2.OBS画面の[ソース]と書かれている欄の[+]ボタンを押して、[ウィンドウキャプチャ]を選択します。
 ソース欄のウィンドウ内で右クリック→[追加]→[ウィンドウキャプチャ]からでもいけます。
※[+]ボタンでソース追加、[ー]ボタンでソース削除、↑・↓で並び替え出来ます。

3.[ソースを作成/選択]という画面が出るので、[OK]ボタンを押します。(名前を変更したい場合は変えます)

4.[ウィンドウキャプチャのプロパティ]画面が出てきます、[ウィンドウ]の項目から取り込みたいゲーム(や、ソフト)を選択して[OK]を押します。
 ※[カーソルをキャプチャ]はマウスカーソルを取り込むかどうかの設定です。

5.これで、ソースの欄には[ウィンドウキャプチャ]と表示され、プレビュー画面にはゲーム画面が取り込めます。
 ※ソース欄の並び順は上に行くほど画面の手前に表示されるようになります。
 字幕配信の場合、字幕の取り込みがゲーム画面の取り込みより上になるように、ドラッグで位置を変更しましょう。
 左側に表示されている[目のマーク]で表示/非表示を切り替えられます。
 対象のソースを選択して、プレビュー画面上で右クリックして「ロックプレビュー」するとプレビューをの位置・サイズを固定することができます。

&size(16){非表示・ロックプレビューの使い方 (Size:346KB)}
&size(14){CLICKしたら別ウィンドウで開きます}
GIF映像アイコン.png


プレビュー画面に取り込んだ時の映像は、基本的に元の映像の解像度のままです。
例えば、[基本解像度(プレビュー画面の解像度)]で設定した画面が640x480で、640x480の映像を取り込んだら拡大縮小が要りませんが、
[基本解像度]が640x480で、800x600等の画面よりも大きい映像を取り込んだ場合は、画面から映像がはみ出してしまいますので、
映像を縮小をする必要があります。縮小する方法はプレビュー画面に映った映像の四隅や辺の間にある赤いマークを、
マウスでドラッグ(左クリックで赤いマークを掴んで動かす)すると拡大縮小できます。
拡大縮小するときに、キーボードの[Shift]キーを押しながらだと、アスペクト比を無視して拡大縮小できます。

&size(16){ウィンドウキャプチャの拡大縮小 (Size:497KB)}
&size(14){CLICKしたら別ウィンドウで開きます}
GIF映像アイコン.png


一度、映像のサイズを合わせておけば、次回配信時にはゲームを立ち上げるだけで、自動で映像を取り込んでリサイズしてくれます。
違うゲームをする場合でも、ソース欄の[ウィンドウキャプチャ](名前を変更していない場合)を右クリック→[プロパティ]を選ぶと(ダブルクリックでも可)、
[ウィンドウキャプチャのプロパティ]が出現するので、[ウィンドウ]から取り込みたいゲームを選択すれば大丈夫です。

&size(16){ウィンドウキャプチャの取り込み先を変える (Size:331KB)}
&size(14){CLICKしたら別ウィンドウで開きます}
GIF映像アイコン.png



[OBSのフィルタ機能について]
フィルタ機能とはマイクのノイズを抑制したり、画面を明るく調整したり等、配信を便利にしてくれる機能です。
主に2種類あり、映像系のエフェクトと、音声系のエフェクトです。
とても便利な機能なので使えるようにしましょう!

・マイク等の音声ソースの場合は、[ミキサー]下の音声ソース右の[歯車マーク]をクリック→[フィルタ]で音声系のエフェクトフィルタ画面へいけます
・ウィンドウキャプチャ等の映像ソースの場合は、[ソース]下の映像ソース名を右クリック→[フィルタ]で映像系のエフェクトフィルタ画面へいけます。
・ソース欄と同じで[+]ボタンでエフェクトを追加、[ー]ボタンでエフェクト削除、↑・↓で並び替え出来ます。(並びが上の方が優先的にエフェクトがかかります)
・ソース名の左側に表示されている[目のマーク]で効果のON/OFFを切り替えられます。

[音声系のエフェクト]
・ゲイン(音量を増減させる、マイクブースト機能)
・ノイズ抑制(マイクの雑音を抑える)
・ノイズゲート(喋っていないときは音声をミュートにする、※非推奨)
・コンプレッサー(ゲインの細かく設定できる版)
・VST 2.x プラグイン(VSTプラグインを使用するときに使います)


・よく使う機能

[ゲイン]
直感的に操作できるので操作説明は省きます。
マイクブーストがないPC環境だったり、マイクブースト+20.0dBは小さいけど+30.0dBは大きすぎる時などの微調整に使ってください。

[ノイズ抑制]
マイナスにするほど強く掛かります、最大の-60まですると風呂場録音感が増すので
UBSマイクは[-10]あたりから、PCに直で挿ししているマイクなら[-30]くらいから調整するのをオススメします。
ノイズ抑制はすぐに効果を発揮しないので、効果を確かめるときはONにして20~30秒ほど慣らす必要があります。


[マイク音とゲーム音のバランスについて]

参考音量レベル.png
基本的にマイク音よりもゲーム音のほうが大きいので、ゲーム音側(デスクトップ音声)の音量を小さくするのをオススメします。
PC環境・マイクによって多少変わりますが、基本的に喋っている時のマイクの音量(緑色のバー)の半分くらいの位置に、
デスクトップ音声の緑のバーが来るように音量を下げるのをオススメします。
※画像のデスクトップ音声の音量を下げている数値は、ゲーム音の大きさによって変わるので当てにならないです。
 緑色のバーを基準に調整するのをオススメします。

マイク音量については普通に喋っているときの音量(緑のバー)が、全体の7~8割の位置になるぐらいをオススメします。
普通に喋っているときが最大音量の位置(右端)近くまであると、ちょっと大きな声を出すだけで音割れしてしまいます。

&size(16){マイク自体の音量やマイクブーストを設定する (Size:463KB)}
&size(14){CLICKしたら別ウィンドウで開きます}
GIF映像アイコン.png


※音声入力キャプチャ(マイク)、VLCビデオソース、メディアソースの音声は
取り込んでも配信者側には聞こえないようになっています。
配信者側にも音声が聞こえるようにするには、ミキサー横の歯車マークを押して変更したい音ソースの
[音声モニタリング]を[モニターのみ(出力はミュート)]にしましょう。

&size(16){音声モニタリングの設定方法 (Size:229KB)}
&size(14){CLICKしたら別ウィンドウで開きます}
GIF映像アイコン.png




[映像系のエフェクト]
・イメージ マスク/ブレンド(指定した画像とソースを合成したり、マスク処理をする)
・クロップ/パッド(不要な部分を切り取る)
・色補正(色・明るさ・彩度などなどを補正できる)
・スケーリング/アスペクト比(綺麗に縮小できるようにする、文字潰れ防止)
・スクロール(電光掲示板のようにスクロール表示させる)
・カラーキー(指定した色を透明にする、背景を透過させるときに使う)
・LUTを適用(ルックアップテーブルを適用して色を変更する)
・シャープ(シャープネスを上げて輪郭をハッキリさせる)
・クロマキー(指定した色を透明にする、背景を透過させるときに使う)


[クロップ/パッドの「不要な部分を切り取る」ってなに?]
キャプチャソフト等についているクロップ/パッド機能と同じで、
画面の黒枠部分を切り取ったり、例えば取り込んだメモ帳の右端のスクロールバーだけ切り取ったりするときに使います。


[カラーキーとクロマキーって何が違うの?]
一見同じ機能に見える2つですが
カラーキーは、[輝度]と[色の差]で判別して透過処理をして、
クロマキーは、[色相]と[彩度]で判別して透過処理をします。

いやよくわからないんだけど!、と思いますのでざっくり言うと
カラーキーは、文字・記号等の境界がハッキリしているものの透過処理向け。
クロマキーは、人物等の境界を緩やかにボカして見せたい時の透過処理向け。




[家庭用ゲーム機の映像/音を取り込む]

OBSで家庭用ゲーム機の映像/音を取り込む場合、主に2つの方法があります。
1つはOBSの[映像キャプチャデバイス]から直接キャプチャーボードの映像/音を取り込む方法。(インターレース解除の画質は微妙だけど、簡単)
もう1つは、アマレコTVの映像をOBSで取り込む方法です。(インターレース解除の画質は綺麗だけど、少し面倒)


※前提としてキャプチャーボードを購入して、ゲーム機→キャプボ→PCのように繋いでおく必要があります。

キャプチャーボードってなに?どんなキャプボ買えばいいの?という人は
下記のサイトの「キャプボの基礎・詳細」の一読をオススメ!わかりやすくて詳しいよ!
VIPで初心者がゲーム実況するには
https://www18.atwiki.jp/live2ch/


まず簡単な方、OBSで直にキャプチャーボードの映像/音を取り込む方法を解説します。
インターレース解除の画質は微妙ですが、HDMI接続等のプログレッシブで取り込みできるキャプボなら画質面は心配ないです。

・OBSのソース欄の[+]ボタンから[映像キャプチャデバイス]を選択します。
・名前を変更する場合は変更して、[OK]ボタンを押します。
・[デバイス]からキャプチャーボードの名前(キャプチャーボードによって変わります)を選択します。
・色々項目がありますが、一番最後の[音声出力モード]を[デスクトップ音声出力 (WaveOut)]、または[デスクトップ音声出力 (DirectSound)]を選択します。
 ※PC環境によって不具合が出るかもですので、不具合が出た場合はもう片方にしましょう。
・[OK]ボタンを押すと、OBSのプレビュー画面にゲーム画面とゲーム音が出力されます。
・[映像キャプチャデバイス]のソース名を右クリック→[インターレース解除]からインターレースの解除ができます、[Yadif2x]あたりがオススメです。


次にアマレコTV4を使った方法です。(インターレース解除の画質は綺麗、遅延少ない方法も選択できる)

まず、下記のサイトへ行きダウンロードをしてください。
[アマレコTV4 Live]
http://www.amarectv.com/download_amarectv4.htm

[AMV4ビデオコーデック](※有料とありますが無料で使えます、配信での使用範囲では有料版にする必要はありません。)
http://www.amarectv.com/buy.htm


※CPUが古い場合、アマレコTV4を起動したときに「AmaRecTV4を実行するにはSSE4.1以上に対応したCPUが必要です。」というエラーが出ます。
このようなエラーが出た場合は、[アマレコTV Live アマミキ! Ver3.10]を使用してください。
アマレコTV3でもほぼ同じような画面操作でいけます。

[アマレコTV Live アマミキ! Ver3.10]
http://www.amarectv.com/download_amarectv.htm



・アマレコTV4でキャプチャーボードの映像を写す方法は2つあります。

1つはキャプボの遅延はある(KTE配信の時と同じくらい)けど、簡単で64bit版OBSで使える方法
もう1つは、キャプボの遅延は少し減りますがちょっと面倒で、更に32bit版OBSでしか使えない方法

キャプボの遅延は多少あるけど64bit版OBSでも使える方法

・[AMV4ビデオコーデック]をインストールしたあとに、配信用フォルダ等の好きな場所に解凍した[アマレコTV4 Live]を移動させます。
・アマレコTV4を起動すると、注意文が表示されるので[OK]を押します。
・初回起動だと、そのまま設定画面が開きます。
 ※[設定]は画面上のツールバーの左端にあります。
・[グラフ1:デバイス]のビデオキャプチャデバイス、オーディオキャプチャデバイスで自分のキャプボを選択してください。
・[グラフ2:プレビュー]のスペクト比を[指定なし]に、他はそのままでいいです。
・[高度な設定1]の、[ビデオレンダラー]の[EVRを使う]にチェックを入れます。
・[高度な設定1]の、[アロケーターサイズを指定する]にチェックを入れて、数値を低くすると遅延が少なくなるみたいです。
・[OK]ボタンを押してアマレコTVの画面にゲーム画面とゲーム音が出ていれば成功です。
・アマレコTVのプレビュー画面右クリック→[フレーム無ウィンドウ]にすると、取り込みのときに邪魔な部分が入らないです。
・[フレーム無ウィンドウ]の縁(外枠)は[設定]→[高度な設定2]から太さを設定できます。

[OBS側の設定]
[EVRを使う]にチェックが入っていれば、ウィンドウキャプチャで画面が取り込めます。
[ウィンドウキャプチャ]の使い方



・キャプボの遅延は少なくなるけど、少々手間で32bit版OBSでしか使えない方法)

・[AMV4ビデオコーデック]をインストールしたあとに、配信用フォルダ等の好きな場所に解凍した[アマレコTV4 Live]を移動させます。
・アマレコTV4を起動すると、注意文が表示されるので[OK]を押します。
・初回起動だと、そのまま設定画面が開きます。
 ※[設定]は画面上のツールバーの左端にあります。
・[グラフ1:デバイス]のビデオキャプチャデバイス、オーディオキャプチャデバイスで自分のキャプボを選択してください。
・[グラフ2:プレビュー]のスペクト比を[指定なし]に、他はそのままでいいです。
・[グラフ4:ライブ]の[ライブ機能を使う]にチェックを入れます、他はそのままでいいです。
・[高度な設定1]の、[ビデオレンダラー]の[オーバーレイを使う]にチェックを入れます。
・[高度な設定1]の、[アロケーターサイズを指定する]にチェックを入れて、数値を低くすると更に遅延が少なくなるみたいです。
・[OK]ボタンを押してアマレコTVの画面にゲーム画面とゲーム音が出ていれば成功です。
・アマレコTVのプレビュー画面右クリック→[フレーム無ウィンドウ]にすると、取り込みのときに邪魔な部分が入らないです。
・[フレーム無ウィンドウ]の縁(外枠)は[設定]→[高度な設定2]から太さを設定できます。


[OBS側の設定]
※アマレコTVのライブ機能は64bit版のソフトに対応していません。
 [AmaRec Video Capture](ライブ機能)を使用できるのは32bit版OBSのみです。
 32bit版のOBS場所→[C:\Program Files (x86)\obs-studio\bin\32bit]

・ソースの[+]ボタンから[映像キャプチャデバイス]を選択します。
・名前を変更する場合は変更して、[OK]ボタンを押します。
・[デバイス]から[AmaRec Video Capture]を選択します。
・色々項目がありますが、一番最後の[音声出力モード]を[デスクトップ音声出力 (WaveOut)]、または[デスクトップ音声出力 (DirectSound)]を選択します。
 ※PC環境によって不具合が出るかもですので、不具合が出た場合はもう片方にしましょう。
・[OK]ボタンを押すと、OBSのプレビュー画面にアマレコTV経由でゲーム画面とゲーム音が出力されます。




[配信画面に字幕をつける]
字幕実況の方法はいくつかあります。

字幕表示方法比較.png
① OBSの字幕機能を使って字幕を表示させる
② ゲーム画面の上に字幕ソフト(オーバーレイタイプ)表示させて、SCFF・アマレコTV4等でゲーム画面ごと取り込む
③ ウィンドウ(テキストソフトや字幕ソフト)を取り込んで背景を透過させたりゲーム画面の外に表示させる

一番簡単なのはOBSの字幕機能を使った字幕実況ですが、OBSの字幕入力画面が大きすぎるので、リアルタイム実況だと結構邪魔です。
若干設定が面倒ですが、ゲーム画面ごと字幕を取り込む方法はなん実でポピュラーな方法です。(2chのレス字幕も取り込める)
吹き出しのように字幕を表示する画面構成では、ウィンドウを取り込んで透過させる方法がオススメです。


[① OBSの字幕機能を使った字幕実況]
ソースの[+]ボタンから[テキスト(GDI+)]を選択します。
[フォントを選択]ボタンからフォントとフォントサイズ変更
[テキスト]枠に字幕として出す文字を入力
[色]から文字色を選択
[輪郭]は、文字の周りを縁取りして字幕を見やすくします。(輪郭のサイズ[6~10] 輪郭の色[白]あたりが見やすいです)
他もグラデーションや不透明度等を設定出来ます。

&size(16){OBSの字幕機能の設定方法 (Size:385KB)}
&size(14){CLICKしたら別ウィンドウで開きます}
GIF映像アイコン.png




[② ゲーム画面ごと字幕を取り込む字幕実況]


[SCFFを使用する場合]
まず、下記のサイトへ行きダウンロードをしてください。
SCFF-DirectShow-Filter(https://sites.google.com/site/scffdirectshowfilter/
DL方法:サイトへアクセス→どちらのバージョンでもでもいいみたいですが、日付の新しい方をダウンロード

・配信フォルダ等の好きな場所に解凍したSCFFを移動させます。(解凍できない場合は[7z 解凍]でググろう!)
・解凍した[SCFF-DirectShow-Filter]の中の[install.bat]をクリックしてインストール。
・[SCFF.GUI.exe]を起動([Preview]の画面は基本使わないのでチェックオフで非表示にしてもいいです)

①ここに取り込んだ映像を渡します、OBSが表示されていることを確認しましょう、なければ横の[Reflesh]を押すか▼で選択。
②[Drag Here.]部分を掴んで、映像を取り込みたいウィンドウに文字通りドラッグ&ドロップします。
③[Drag Here.]だけでは真っ暗だったり、字幕が映らない場合は[Desktop]ボタンを押して、緑画面をダブルクリックすると表示されます。
④ここはオプション項目を選択します、[Enable Enlargement]以外オフでも大丈夫です。
[Show Mouse Cursor]・・・マウスカーソル表示
[Capture Layered Windows]・・・レイアーウィンドウ表示
[Keep Aspect Ratio]・・・アスペクト比維持
[Enable Enlargement]・・・画面に合わせて拡大縮小する
⑤リサイズオプション、下に行くほど重くなります、また[Point]は文字が潰れるのでオススメしません。
低スペック→Bicubic、中スペック→Area、高スペック→Lanczos、みたいな感じの設定でいいと思います、それでも重いなら[Fast Bilinear]
⑥[Splash]ボタンは画面を見せたくないときに押すと目隠しになります、[Appy]ボタンを押すか、Autoのチェックが入っている場合は[Drag Here.]した後に画面が表示されます。
⑦[Appy]ボタンは設定を適用するときに押します、隣のAutoにチェックを入れると自動で項目を変更したら適用してくれます。


[OBSの設定]
ソースの[+]ボタンから[映像キャプチャデバイス]を選択します。
名前を変更する場合は変更して、[OK]ボタンを押します。
[デバイス]から[SCFF DirectShow Filter]を選択します。
[解像度/FPS]の項目を[カスタム]に
[解像度]を設定→映像の[基本解像度]に合わせます。×は半角小文字のエックス(x)で入力できます。
他はなにも弄らなくていいので[OK]ボタンを押します。
これでOBS画面にSCFFの映像が写ります。



[アマレコTV4を使用する場合]
※CPUが古い場合、アマレコTV4を起動したときに「AmaRecTV4を実行するにはSSE4.1以上に対応したCPUが必要です。」というエラーが出ます。
このようなエラーが出た場合は、SCFFを使用してください。

まず、下記のサイトへ行きダウンロードをしてください。
[アマレコTV4 Live]
http://www.amarectv.com/

[AMV4ビデオコーデック](※有料とありますが無料で使えます、配信での使用範囲では有料版にする必要はありません。)
http://www.amarectv.com/buy.htm

・[AMV4ビデオコーデック]をインストールしたあとに、配信フォルダ等の好きな場所に解凍した[アマレコTV4 Live]を移動させます。
・アマレコTV4を起動すると、注意文が表示されるので[OK]を押します。
・画面上のツールバーの左端に[設定]があるのでクリックします。
・[設定]画面左欄の[グラフ4:ライブ]を選択します。
・[ライブ機能を使う]にチェックします。(設定はとくにいじらなくて大丈夫です)
・下に目をやると[デスクトップキャプチャモード]というボタンがあるので押します。
・[デバイス設定をデスクトップキャプチャにします]というダイアログが出るので[OK]を押します。
・ビデオキャプチャデバイスが[(デスクトップキャプチャ)]に変わっているか確認します。
・オーディオキャプチャデバイスは「(使わない)」を選択します。(音はOBSから取ります)
・[OK]ボタンを押して設定完了です。

・設定が終わると青い枠(取り込み範囲)が出現します。(ツールバーにも取り込み範囲を出すボタンがあります)
・青い枠の使い方はこちらが詳しいです。

VIPで初心者がゲーム実況するには
https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/391.html#id_483e4fca

[OBS側の設定]
※アマレコTVは32bit版のOBSでしか取り込めません。
32bit版のOBS場所→[C:\Program Files (x86)\obs-studio\bin\32bit]

ソースの[+]ボタンから[映像キャプチャデバイス]を選択します。
名前を変更する場合は変更して、[OK]ボタンを押します。
[デバイス]から[AmaRec Video Capture]を選択します。
他はなにも弄らなくていいので[OK]ボタンを押します。
これでアマレコTV4でキャプチャした画面が、OBSの画面に表示されます。




[③ テキストソフトを取り込む字幕実況(透過)]
メモ帳ソフトの背景を透過させて、文字をゲーム画面に上に合成する方法を解説します。
背景・文字の色が変更できるソフトをダウンロードします。

memoWI(基本はメモ帳と同じですが、背景色・文字色が変更でき、背景に画像を設定することもできる。)
http://home.a00.itscom.net/csbdn/software.html

memoWIを起動させたら、[ツール]→[オプション]→[TB機能]タブから[文字色の変更]を押して[白色]を選択。
次に、[背景]タブの[背景色を設定]にチェックが入っているか確認して、[背景色を変更]→[色の作成]で(右4・下3の場所の緑色)を選択
あとは[書式]→[フォント]から好きなフォントとサイズを選択。(自分は、Meiryo UI、太字、サイズ36をよく使います)
memoWI背景色.png

[文字色と背景色はなんでこの色なの?]
文字色が白色の理由は、背景との差で透過処理のときに綺麗に抜きやすく、文字反転時の透過でも使え、あとで文字に色をつけるときも綺麗に色が乗ります。
背景色が指定の緑色の理由は、テキストの文字を反転させたとき、この色なら背景と同時に透過できるためです、あと目に優しいです。


memoWIを起動させた状態で(取り込みリストに表示させるため、最小化はしないように)
ソースの[+]ボタンから[ウィンドウキャプチャ]を選択、ソースを作成/選択で[OK]を押し、memoWIを取り込みます。
ここから[フィルタ]で背景の透過、不要部分切り取り、文字の色付けを行います。

・ソース欄の取り込んだmemoWIを右クリックして、[フィルタ]を選択
・フィルタ画面が出るので、[+]ボタンから[カラーキー]を選択
・[カラーキー]の[色キーの種類]を[カスタム色]にして[色を選択]ボタンを押します
・[Pick Screen Color]を押して、memoWIの背景の色をクリックして色を取り込みます。[HTML:]に直で[#008080]と入力してもいいです。
・[類似性][滑らかさ]どちらも[500]と入力します、他はとくに弄らなくていいです。
・次に、[+]ボタンから[クロップ/パッド]を選択します
・項目欄内でマウスホイール等で数値を増やしながら、周りの邪魔な部分を削ります。(自分のmemoWI設定だと、左:5 上:30 右:20 下:20)
・次に、[+]ボタンから[色補正]を選択します
・ここでは[色選択]のみ使用します。好きな文字色を選択しましょう。
・これで終了ですが、順番によりエフェクトのかかり方が変わるので、必ず[カラーキー]が一番上にくるようにしましょう。

このままでも字幕として使えますが、文字色と同系色のゲーム画面の上に字幕が出るときに見づらくなるので
字幕の影(ドロップシャドウ)を作成しましょう。
先程と同じ要領でmemoWIを取り込み、[カラーキー][クロップ/パッド]は同じ設定にします。
[色補正]は、[不透明度]を[50]、[色選択]は黒色にしましょう。
影なので、ソース欄の並び順を字幕より下に配置します。プレビュー画面で字幕と影の位置を少しズラして、影っぽくみえるようにすれば完成です。

少し長いですが、次回からはmemoWIを起動するだけでこの画面が作り出させれます。
また、一度作った設定は、他のシーンを使っているときでも簡単に呼び出すことができます。
[ウィンドウキャプチャ]なら[ソースを作成/選択]で[既存を追加]から一度作った設定を呼び出せます。

※コピーではなく他のシーンから持ってくる形なので、例えば文字の色をオレンジからレッドに変えると、他のシーンの文字色もレッドに変わります。

&size(16){テキストソフトを取り込む字幕の設定方法 (Size:483KB)}
&size(14){CLICKしたら別ウィンドウで開きます}
GIF映像アイコン.png




[2chのレスを表示/読み上げする]

現在、なん実で主流のレス表示・読み上げソフトは[Livemate]というソフトを元にしたものですが、
そのままでは2chのスレが読み込めないという状況で、初心者には敷居が高めです。
同じようなソフトで[SpeechCast]というものもありますが、こちらもそのままでは2chのスレが読み込めません。
プロクシとか余裕だよ!という方は多分できると思います、というか分かる方がおられましたら解説記事書いてください!

ということで、ここではDLしてすぐ使えて、[Livemate]のようなレス表示もできる[Nicort]というソフトの解説をします。
[Livemate]との大きな違いは2つのスレ(本スレと避難所)を一緒に読み上げするこができない点です。
本スレ(レス表示/読み上げ)、避難所(レス表示)なら可能ですので、2つのスレを見る場合はこのやり方を解説します。

Nicortは、3(+1)つの表示モードがあり、それぞが独立していて表示方法が違います。

・掲示板(2ch実況モード風)
・バルーン(Balloo!!風)
・ニコニコ バブル(Livemate風)
・ニコニコ (ニコニコ動画風)

Nicort表示例.png
※文字のフォント・色は変更可能です。


Nicortのダウンロードページへ行き最新版をダウンロードします。
http://www.nicort.jp/download.ja.html

.NET Framework 4.5
Visual C++ 2012 ランタイム
この2つがないと動かないので、こちらもDLしましょう。
※Nicortダウンロードページの赤点線が囲まれてる場所のインストールガイドを見ながらDLするのをオススメします。

レスの音声読み上げをするときに使う[棒読みちゃん]もダウンロードしておきましょう。
※起動時にエラーが出るときは、Readme.txtに沿って必要なものをインストールしましょう。
http://chi.usamimi.info/Program/Application/BouyomiChan/


Nicortを起動すると2chの実況系板が出て来ますが、なんでも実況Vは入っていません。
なん実を追加するには[フィルタキーワード]の欄の頭に[なんでも実況V ]と入力しましょう。(半角スペース区切りです)
すると板一覧になんでも実況Vが追加されるのでダブルクリックします。
次はスレ一覧が表示されると思うので、表示したいスレをダブルクリックか、右クリックから表示モードを選択します。
スレをダブルクリックで開くときに選ばれる表示モードは、
ツールバーの[ニコちゃんマーク(ニコニコ)][吹き出し(バルーン)]「紙(掲示板)」で選ぶことができます。
ハンマーとスパナのマークから[設定]画面に行くことができます。
特に難しい項目はありませんが、ニコニコモードの設定で[バブル]は少し設定を変えた方が見やすいです。
自分は「表示時間:15.0 フレームレート:1 コマ落ち対策:0 レスの間隔:20」にしています。


ニコニコモード(オーバーレイモード)初回起動時はDirectX使用するか聞かれますので「はい」を選びましょう。
対応PCだと動作が軽くなります。
ニコニコモードでバブル表示(Livemate風)にするには青色の吹き出しの上で右クリック→[スタイル]→[バブル]選択で変更できます。
枠の四隅にマウスを乗せると灰色の三角が出るのでそれを掴むと移動させたり、枠の拡大縮小ができます。
自分の環境だけかもしれませんが、青吹き出しから[描画品質を調整]を弄るとフリーズします。

※Livemateもそうなのですが、ニコニコモードで表示する字幕はWin10、Win7 Aero有効だと[ウィンドウキャプチャ]で取り込めません。
 Win7の場合は[設定]の[映像]にある、[Aeroを無効にする]のチェックを入れると取り込めるようになります。
 Win10でオーバーレイ表示を取り込むには、[映像キャプチャデバイス]でアマレコTVや、SCFFを使用する必要があります。

バルーンモード以外の各表示モードには、[棒読みちゃんと連携]や[棒読みちゃんにコメントを送信]という選択肢があり、
選択すると次のレスから棒読みちゃんが読み上げてくれます。(棒読みちゃん側は特別な設定をする必要はありません)
ただし、棒読みちゃんを起動している状態じゃないとエラーがでるので、起動させてからスレを開きましょう。


[避難所(したらば)を見るには]
Nicort起動時の板/スレ一覧画面の下部に[URL直接入力]という欄があるので
そこに避難所の板のURLもしくは、スレのURLを貼り付けて、[スレ一覧]ボタンを押します。
あとは2chスレの時の操作と同じです。スレのURLを貼り付けて[実況開始]ボタンを押してもいけます。


[2つのスレを見る方法]
一応公式では非推奨なのですが、片方づつ別々の表示モードでスレを開くと可能です。
例:本スレをニコニコ バブル(レス表示/読み上げ)、避難所を掲示板(レス表示)という感じです。
  本スレを掲示板(レス表示/読み上げ)、避難所をバルーン(レス表示)でも大丈夫です。
  
※ニコニコモードと掲示板モード、どちらも棒読みちゃん連携にすると自分の環境ではフリーズします。


[レス字幕表示と読み上げってどちらも入れないとダメなの?]
そんなことはありません。
レス字幕表示をするとゲーム画面が隠れるので、読み上げ音声のみにしている配信者や、
常時複数の配信があるようなスレだと、棒読みちゃんの読み上げが邪魔なのでレス字幕表示のみにしている配信者もいます。

ただ、視聴者目線で考えると自分のレスがちゃんと配信者に届いているのか不安になるので
レス字幕表示か、読み上げ音声のどちらかは配信に乗せるのをオススメします。

OBSの場合、Win10だとウィンドウキャプチャからレス字幕を取り込むことができず、
[映像キャプチャ]からSCFFでレス字幕を取り込むのに少し手間がかかるので、
ニコニコ バブル(読み上げ)で視聴者には読み上げ音声だけが聞こえるような状態だったり、
掲示板やバルーンを[ウィンドウキャプチャ]して配信画面に合成する、という使い方でもいいと思います。

また、字幕実況だとレスがあってもキリのいい所までゲームプレイを続けがちですが、
レスがあったらすぐ返事を返すレスポンスの良さがあったほうが、またレスをもらいやすいです。



OBSの[プロファイル]と、[シーンコレクション]について

配信でとてもよく使う便利な機能なので覚えておきましょう!

&size(16){[プロファイル]と[シーンコレクション] (Size:492KB)}
&size(14){CLICKしたら別ウィンドウで開きます}
GIF映像アイコン.png

プロファイルとは[OBS設定編]で設定した設定を使用用途別に保存・呼び出しが出来る機能です。
例えば、フリーゲーム用、ギャルゲ用、PS4用、PCゲー用などなど
一度設定すれば、ボタン一つでエンコーダの種類、ビットレート、配信画面サイズ、FPS等の設定を瞬時に変更できる機能です、便利!

シーンコレクションは、[ウィンドウキャプチャ]等の画面の設定を使用用途別に保存・呼び出しが出来る機能です。
例えば、フリゲ字幕配信なら「フリゲの画面を取り込む機能、メモ帳に書いたテキストを取り込む機能・それぞれの画面の位置・大きさ」
PS4マイク実況なら「キャプボのゲーム画面を取り込む機能・マイク追加・マイクとゲーム音のバランス・マイクのノイズ抑制設定」などを保存・呼び出しできるようになります。
一度設定すれば、ボタン一つでこれらの設定を瞬時に変更できる機能です。

プロファイルは、[設定]の中の値や項目の保存・呼び出し。
シーンコレクションは、[シーン][ソース][ミキサー]等、[設定]外の値、項目、位置等の保存・呼び出し。

ざっくり言うと、こんな感じです。



ここで一通りのなん実の配信でよく使うOBS機能の解説を終わります。
次は実際に、鏡置き場さんをお借りして配信をする方法を解説します。
が、配信を始める前に自分で一度実況を録画してみて、内容を確認してみるのをオススメします。

マイクとゲームの音量バランスは大丈夫か、画面サイズ、FPS、ビットレートは適切か、字幕は表示されているか、など
一度自分の配信を録画して確認することで、色々と修正する所が見えると思うのでオススメです。
録画はOBSの[録画開始]ボタンで、終わるときは同じ場所の[録画終了]ボタンで終わります。
録画したファイルはOBSの[設定]→[出力]→[録画]で保存場所を設定できます。


【鏡置き場さんをお借りして配信】 は、こちら


  • 最終更新:2017-06-04 06:30:32

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